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野菜たちの個性や魅力を探り、特性を生かしたおいしい食べ方を見つけよう!

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紅芯大根の鮮やかな色を活かしたレシピを考えました。みずみずしい食感も楽しめると思います。

紅芯大根と水菜のサラダ

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材料(2人分)

・紅芯大根 150g(約1/4個)
・水菜 1株
・長芋 100g
・ちりめんじゃこ 適量
〈ドレッシング〉
・サラダオイル 大さじ1
・酢 大さじ1
・醤油 大さじ1
・砂糖 小さじ1/2
・ごま油 小さじ1
・ゆず絞り汁 適量
・ゆず皮すりおろし 少々
・ごま油 小さじ1
・塩 少々

作り方

1 紅芯大根、長芋は皮をむき3cm長さの千切りにする。水菜は洗って同様の長さに切る

2 ボウルにドレッシングの材料を入れ、混ぜ合わせる

3 1の材料を別のボウルに入れざっと混ぜ合わせ、2のドレッシングを加えて和える

4 器に3を盛りちりめんじゃこを散らす

紅芯大根の千枚漬け

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材料(2人分)

・紅芯大根 300g (約1/2個)
・塩 5g
・酢 40cc
・砂糖 20g
・本みりん 20g
・昆布 適宜
・とうがらし 適宜
・ゆず(皮) 少々

作り方

1 紅芯大根は横半分に切り、さらに縦半分に切ってから2ミリ程度の薄切りにする(半円形になる)

2 スライスした大根は一枚ずつ塩をまぶしながら積み重ね、ビニール袋に入れて空気が入らないよう
  ぴっちりと口を閉じ、重しを乗せて冷蔵庫に入れ半日くらい置く

3 酢、砂糖、みりんを鍋に入れ軽く熱して砂糖を溶かす(温める程度でよい)。
  昆布は大根の直径程度の長さ(7~8cm)に切ったものを4、5枚用意し、表面を軽く水で濡らす

4 大根をビニール袋から取り出し、大根の間に昆布を挟み込んでビニール袋に戻し、
  3のたれと刻んだゆずの皮少々ととうがらしを加え、再び空気を抜いてぴっちりと口を閉じ
  冷蔵庫に入れて1日漬け込む

※多少重さのある陶磁器の皿などでも重しになります
※昆布は大根スライス何枚かの間に挟み込んでいきます

ひとこと

紅芯大根の透明感のある紅色は切った瞬間にはっとするほど。手に入りにくいかもしれませんが、活用できれば料理のレパートリーも広がりそうです。華やかさを演出できるので、千枚漬けを紅芯大根で作ってみました。本来は聖護院カブで作られる千枚漬けですが、鮮やかな色のまま、カブとは一味違った食感でなかなかおいしく仕上がりました。辛みがないのでサラダもよいのですが、色がきれいなだけに、ぜひ漬物をお試しいただきたいと思う大根です。

鮮やかな色を残す

紅芯大根は、美しい色を楽しむなら生でいただくのがおすすめ。茹でたり、切ってから水にさらしたりすると色が抜けてしまいますので要注意です。色落ちを防ぐポイントは「酢」。千切りにしたらすぐに酢水にさらす、また、酸味のある調味料で和えるなどで色落ちを防ぐことができます。ちなみに茹でると甘みを増すそうなので味噌汁にしてみたところ、大根は普通の(色のない)大根になり、汁が赤っぽくなりました。おいしかったのですが、やはりもったいない気がしました。